政治に対する不満を言う「国民」

昨今、政治家の相次ぐ不祥事や道徳的な問題がニュースで取り上げられ、それに比例して国民の怒りも徐々に高まっているようだ。具体的には、政治家の金銭問題(不正献金や政治資金の使用方法など)には「我々国民の汗と涙の結晶である税金を無駄に贅沢して浪費するとは何事か」と。あるいは、政治家の不倫の問題に対しては、人の家庭の事情であるにも関わらず「政治家としての資質が無い」などと言う。そこから派生して「政治家の数が多いから減らせ」、「政治家の給料が高すぎる」とまで主張し始めるのだ。
そもそも政治家とはどういった存在なのか。言わずと知れず、政治家とは国民の代表であり、大多数の国民が出来ない仕事を代議士として行う存在である。そして何より国民主権の日本において、政治家を選ぶのも国民、憲法を変えるかどうかを決めるのも国民である。つまり、多くの国民は政治家の批判ばかりして自分では何も行動しない。挙句の果てには投票にも行かないで批判を重ねる。議員の定数を定めた憲法43条を変える発議を国民は起こせるし、人格と能力を兼ね備えた政治家を選ぶ権利は国民にあるのである。日本国民は批判のみをするのではなく、より政治に関心を持って主体的に行動することで、さらに良い日本を作っていけるのではないか、と切に思う。http://www.chicagolatinocinema.org/